どうも、のんぺい(@nonpei_game)です!
今回は、韓国・台湾・中国などアジア圏のアーティストの楽曲が多数収録されている「KKBOX」を使ってみた感想を、本音で評価・レビューしていきます。
先に結論をひとことで言うと、
という感じです。
記事では、もう少し詳しく、

・音楽で繋がるってどういうこと?
・曲数や音質は?
・無料でどこまで利用できる?
・料金や学割などの割引は?
など、この他のことについても詳しく書きつつ、5分で読めるようにまとめました。
利用するかどうかの参考にしてください。
総合評価をいち早く知りたい方はこちらから飛べます。
おすすめの音楽アプリを比較!
この記事でわかること
KKBOXってどんなアプリ?
「KKBOXは」聴いている音楽で誰かと繋がるサブスクリプションサービス。
音楽を聴きながら、チャットでコミュニケーションもでき、洋楽、邦楽、Kpopなど、広くさまざまな曲が取り揃えられています。
プレイリスト作成で、自分から発信することも可能です。
同じ曲を聴いている人と繋がることで、いつでも特別な気分で楽しめるはず。
誰かとワイワイ音楽を聴きたい人におすすめです。
アジア圏のユーザーが多いので、語学習得のために交流したい人もお試しあれ。
KKBOXの3つの特徴
- 様々な角度から音楽を発見
- コラムやライブなどのコンテンツも楽しめる
- 好きな音楽を自分から発信
それぞれの特徴について、詳しくレビューしていきます。
様々な角度から音楽を発見
音楽って、いつも聴いているものに偏りがちですよね。
「最近テレビ見なくなって、音楽に疎くなった」
「最近の流行が全く分からない」
「毎日同じアーティストの曲ばかり聴いてる」
なんて方にこそ、KKBOXがおすすめです。
KKBOXは、ウィークリーランキングから、新曲のデイリーランキングまで、ジャンルごとの人気ランキングが充実しています。
検索欄にも人気アーティストが表示されているので、世間の流行をキャッチすることができるはず。
また、ミュージックキュレーターによるおすすめプレイリストなども充実。
きっとまだ出会ったことのない音楽との出会いが加速することでしょう。
コラムやライブなどのコンテンツも楽しめる
KKBOXはコンテンツの制作にも力を入れています。
たとえば、話題のアーティストや音楽番組などにまつわるコラムが、定期的に配信されています。
暇つぶしはもちろん、新しい情報をキャッチするためにも、きっと役立つことでしょう。
またKKBOXで特徴的なのは、ライブ動画。
KBOX主催のイベントが配信されており、なかにはアーカイブが残っているものもあります。
このようにKKBOXはただ音楽を聴くだけではなく、音楽をエンターテイメントとして楽しむことに特化しています。
好きな音楽を自分から発信
自分の好きな音楽を集めてプレイリストを作成し、シェアすることができます。
またオンラインDJという公開再生機能もあり、自分からほかのユーザーに向けて聴いている音楽を発信することも可能。
「自分だけが知っているアーティストをもっとを広めたい!」
という方は、是非KKBOXを試してみては。
KKBOXのメリット
- オンラインDJ機能でユーザー同士繋がれる
- マルチアングル動画で臨場感のある音楽体験を
- 歌詞を表示したままにできるので、常に歌詞を確認
- キャッシュ機能で、すぐ聴き返せる
それぞれのKKBOXのメリットについて、詳しく紹介していきます。
チャット機能でユーザー同士繋がれる
KKBOXの最大の特徴は、オンラインDJ。
これは自分が今聞いている曲をシェアして、友達やほかのユーザーとリアルタイムで同じ音楽を聴くことができる機能です。
チャットのページもあり、一緒に聴いているユーザー同士でリアルタイムの交流をすることもできます。
アーティストがオンラインDJを担当していることもあり、運が良ければコミュニケーションがとれるかも?
もちろん国外のユーザーのオンラインDJを聴くことも可能。
KKBOXは台湾や香港のユーザーが多く、彼らともコミュニケーションを取ることもできます。
日本ではあまり知られていない、現地の音楽事情を知りたい人にはもってこいではないでしょうか。
マルチアングル動画で臨場感のある体験を
KKBOXの動画は、360度やマルチアングルでも配信されていることがあります。
マルチアングルを使えば、家にいながら、まるでライブ会場にいるかのような臨場感のある体験ができます。
現在アーカイブが残っているのは台湾で開催されたKKBOX MUSIC AWARDSの動画だけですが、今後国内の動画も増えていくことが期待されます。
歌詞を表示したままにできる、いつでも歌詞を確認
通常、歌詞の画面は曲を再生するごとに表示させなければいけませんよね。
KKBOXは一度歌詞を表示すればほかの曲に切り替えても歌詞画面が表示されます。
歌詞を確認しながらじっくり音楽を聴きたい人にとってはとても便利な機能です。
キャッシュ機能で、すぐに聴き返せる

▲設定は超簡単

▲一度聴いた曲をいつでも再生可能
KKBOXには聴いた曲を自動的にダウンロードしておく「キャッシュしながら再生」という機能が備わっています。
通常このようなアプリでは、一度聞いた曲を再度視聴するためには、ロードしなおす必要があります。
しかし、KKBOXでは「キャッシュしながら再生」をオンにしておけば、たとえオフラインになってもすぐに聴き返すことが可能です。
「もう一度聴きたい!」と思った時のイライラは確実に減るでしょう。
KKBOXのデメリット
- 歌詞表示はユーザー任せ
- ジャズやクラシック音楽は探しにくい
- 人気な曲に重きが置かれている
KKBOXにはちょっと残念なところもありますので、デメリット部分も詳しくレビューしていきます。
歌詞表示はユーザー任せ
アプリから表示できる歌詞は、ユーザーが手作業で行っているものであり、公式のものではありません。
直近でリリースされた楽曲や、配信解禁されたばかりの曲は、歌詞が入っていないことがほとんど。
歌詞が表示できる楽曲が一部のものに限られているということです。
逆に言えば、手作りする楽しさを味わうことができるということかもしれません。
探しにくいジャンルが多い
他の音楽アプリでは、海外のアーティストは、カタカナ表記とアルファベット表記の両方で検索ができるようになっているのが一般的です。
ですが、KKBOXはまだアルファベット表記にしか対応していないアーティストが多く存在します。
特にクラシック音楽などは知名度のある作曲家しか登録されていないため、検索では探しにくさが目立ちます。
また、複数のアーティストが共同で録音している楽曲は、クレジットに表示されているアーティストは一組のみになります。
たとえばジャズやクラシック音楽で「このピアニストが気になったから別の曲も聴いてみよう!」と思ったとしても、そのたびに検索窓にアーティスト名を打ち込んで探さなければならず、手間がかかります。
ヒップホップも、トラックメイカーとラッパーが同じアーティストとして登録されており、とても不便です。
人気な曲に重きが置かれている
みんながよく聴いているような人気な曲は見つけやすいですが、少しマイナーな曲や、昔の曲などは探しにくいデメリットがあります。
クラシック音楽やジャズ、1990年以前の曲などは見つかりにくいです。
KKBOXの使い方・流れ
アプリをダウンロードすると、会員登録画面が表示され、会員登録をすると、30日間はお試し期間として使うことができます。
会員登録はメールアドレスとパスワード、ニックネームを入力するのみ。
なおFacebookアカウントでの登録も可能です。
パーソナライズ設定で、誕生日などを入力し、好みのジャンルを選択すれば、利用開始の準備はすべて完了です。
こちらが再生画面。
「歌詞」と書かれている部分をタップすると歌詞が表示され、音楽に合わせて自動でスクロールされます。
KKBOXの料金
KKBOXには、無料会員とプレミアム会員が存在します。
無料会員の場合、このアプリの特徴であるオンラインDJ機能(Listen With)など、かなりの機能が制限されてしまいます。
無料 | お試し | プレミアム | |
料金 | 無料 | 無料 | アプリ内登録:1,080円 公式サイト登録:980円 |
聴ける音楽の制限 | なし | なし | なし |
キャッシュしながら再生 | ✕ | ◯ | ◯ |
ライブ動画 | ✕ | ◯ | ◯ |
歌詞表示 | ◯ | ◯ | ◯ |
高音質 | ✕ | ◯ | ◯ |
Listen with | ✕ | ◯ | ◯ |
きせかえ | ◯ | ◯ | ◯ |
広告表示 | あり | なし | なし |
Apple CarPlay | ◯ | ◯ | ◯ |
Android Auto | ✕ | ✕ | ◯ |
Chromecast | ✕ | ◯ | ◯ |
プレミアム会員の場合ですが、決済方法によって金額が異なるので注意してください。
アプリから直接支払いをする場合は1080円ですが、公式サイトから以下の支払い方法を選択した場合は980円になります。
100円の差は積もり積もれば大きな金額になりますので、アプリから直接加入するのではなく、公式ウェブサイトからログインして支払いをするといいでしょう。
90日プランの場合は無料期間がないため、注意が必要です。
KKBOXの料金を月額100円安く登録する方法
プレミアムメンバーになる場合は、以下の手順によって、公式ウェブサイトから登録するようにしましょう。
- KKBOXのサイトにアクセス
- ページ最下部にある「プレミアムメンバー登録」
- 「プレミアム会員登録」
まずKKBOXのサイトにアクセスし、ページ最下部にある「プレミアムメンバー登録」→「プレミアム会員登録」に進みます。
プランを選択したら、登録したメールアドレスとパスワードを入力し、ログインします。
支払い方法を選択し、情報を入力すればプレミアムの申し込みが完了します。
KKBOXの退会・解約方法
お試しプランと無料会員は料金の請求が発生することもありませんし、退会する必要もありません。
アプリが不要になった場合、そのままアンインストールすればOKです。
プレミアム会員の場合はアプリをアンインストールする前に退会しておきましょう。
退会する前にアンインストールした場合、アプリを使っていないのに支払いだけが続くことになります。
必ずアンインストールする前に退会しましょう。
KKBOXの退会の手順
step
1アプリ上で、「マイアカウント」を選択
KKIDのアクセスを許可するという表示が出ますので、許可します。
step
2「退会」を選択
こちらの「退会」を選択。
退会理由などを回答し、残り日数を確認して終了です。
プレミアムプランの場合、退会手続きをしてから期間の最終日までは利用することができます。
なおプレミアム会員から無料会員に変更することはできません。
もしも無料会員に戻したいという場合もこの手順で一旦退会し、再登録する必要があります。
KKBOXのQ&A
ここからはKKBOXを使うか迷ってる人は、こういうところ気になるかも、と思ったところをQ&A形式で紹介していきます。
KKBOXにキャンペーンや割引はあるの??
2020年2月13日の現在はキャンペーンや割引は行われていません。
過去には日本でのサービス開始5周年を記念して1ヶ月100円キャンペーンなどが行われていたようですが、現在はやっていないようです。
KKBOXのデータ消費量は?
以前、Spotifyの1曲あたりのデータ消費量を調べた結果、1曲5分の音楽で約3.5MBのデータ量がかかることがわかりました。
KKBOXもあまり変わらないはずです。
ただ、前提として、1曲1曲の長さが違い、設定している音質によってもデータ量が違うため一概にはデータ消費量を調べることはできません。
データ消費が気になる方は、予めwi-fi環境でアプリ内にダウンロードしておくことをおすすめします。
KKBOXは学割ってあるの?
KKBOXには他の音楽サブスクリプションサービスのような学割はありません。
プレミアムプランを利用する場合は一般と同じ月額料金を支払う必要があります。
KKBOXはこれから楽曲が増える見込みはある?
サービス側で楽曲リクエストを受け付けています。
権利の問題もあるため確実に追加されるとは言えませんが、楽曲を増やすことについては期待が持てるのではないでしょうか。
KKBOXでコミュニケーションが取れるアーティストは誰?
現在国内のアーティストのオンラインDJの予定はありません。
過去にはMoumoon、HOME MADE 家族のKUROさん、E-girlsの藤井夏恋さんなどがオンラインDJを行っていました。
KKBOXの評価・レビュー【結論】
総合評価 | アジア圏の音楽に特化しているので、K-POPやC-POPなどが好きな方には特にオススメです。また音楽を聴きながらリアルタイムで交流できることが、このサービスの最大の特徴。誰かと一緒に聴きたいときに使うと楽しいかも。 |
(3.1)
曲数 | 曲数は5000万曲以上。メジャーな配信サービスと比べて1000万曲ほどの差はあるものの、サービス開始から徐々に曲数を増やし続けています。 |
(3)
音質 | 最高音質は320kbps、スマートフォンで聴くには問題のない普通の音質です。 |
(4)
料金 | 月額980円。アプリから直接プレミアム会員登録する場合、1080円になるため注意が必要です。 |
(2)
使いやすさ | 検索機能や歌詞の表示件数など、改善の余地が残ります。 |
(3)
邦楽 | 邦楽アーティストはかなり網羅されています。ランキング作成にも力を入れているため、アプリを使っていれば自然に国内トレンドを知ることができます。 |
(4)
洋楽 | ジャズなどジャンルによっては薄い部分もあります。K-POP、C-POPなど、アジア圏のアーティストが充実しています。 |
(3)
KKBOXの総合評価は3.1。
使っていて、歌詞表示機能や、登録楽曲が最近の人気曲に偏っているところがあるな、と感じました。
しかし、
- アジア圏のアーティストが充実している
- 他のユーザーと曲を聴いて交流ができる
点など、KKBOXのならではの特徴もあります。
K-POPや台湾のアーティスト好きの人におすすめです。
メーカー | KKBOX International Limited |
ジャンル | 音楽アプリ |
配信日 | 2018年2月25日 |
対応端末 | iOS/Android |
価格 | 基本無料/月額課金 |