どうも、のんぺい(@nonpei_game)です!
今回は、独特の世界観とスリルのあるゲームシステムにハマる人が続出している「Identity Ⅴ」の評価・レビューをしていきます。
先にひとことで言うと、ゴシックでホラーな世界観とスリルがありまくるゲームシステムが魅力のアクションゲームという評価です。
記事では、もう少し詳しく、

・どんなストーリー、世界観なの?
・スリルのあるゲームシステムって?
・無課金でも課金者と遊べる?
など、詳しく書きつつも、5分で読めるようにまとめました。
インストールするかどうかの参考にしてください。
総合評価をいち早く知りたい方はこちらから飛べます。
この記事でわかること
Identity Ⅴの評価・レビュー
面白いところ
- 逃げたり隠れたり緊張感とスリル満点
- 仲間を助けたり治癒してもらったり協力プレイが面白い
- 鬼役ハンターが近づいた時の心臓音は臨場感たっぷり
残念なところ
- 慣れていないと画面酔いする
- 一度のプレイ時間が10分~15分と長い
- メニューが細かくてわかりにくい
Identity Ⅴってどんなゲーム?
『Identity Ⅴ(アイデンティティファイブ)』は簡単にいえば、恐怖の鬼ごっこです。
サバイバー(逃亡者)4人VSハンター(鬼)1人に分かれ、恐怖の鬼ごっこスタート。
サバイバーはハンターに捕まらないように、マップ内に設置されてる暗号を解いて脱出すれば勝ち、ハンターは全員のサバイバーを捕まえれば勝ちです。
暗号解読の早いキャラや、ハンターを気絶させる武器を持つキャラなど、キャラのスキルも多種多様。
例)医師
・医薬精通(負傷しても自分で治療可能)
・医術熟練(仲間を治療する速度が60%上昇)
医師は治療に特化したキャラなので、仲間のサポートにまわったりと、それぞれのキャラ毎の特徴を駆使したり、サバイバー同士で協力して逃げ切ることを目指します。
プレイヤーはサバイバー側だけではなく、ハンター側になれるのも面白い特徴。
ハンター側は逃げ惑うサバイバーを攻撃し、捕まえます。
サバイバーを追い詰める戦略性や、全員のサバイバーを捕まえた時の達成感がたまりません。
鬼になるか逃亡者になるか?自分の好きな方を選びましょう。
Identity Ⅴのストーリー
記憶を失った探偵が主人公としてストーリが進んでいきます。
失踪した娘の捜索を依頼された探偵は、ある館を検索することに。
そこで見つけた日記には「謎のゲーム」への参加記録が記されており、謎のゲームを追体験し、答えを導き出すというのが大枠の流れです。
謎が謎を呼ぶ重厚なホラーは読みごたえ抜群
探偵は自分の意識が途切れている間に体に傷を追うことがあり、不思議に思っていました。
すると、隣人から「もう一つの人格(第五人格)」の存在を聞くことに。
探偵はこのもう一つの人格が、事件に関わっているのではないか?と疑い始め、復讐者(ハンター)は自分ではないか?と考え始めるのでした。
ゲーム中には、いくつかのヒントが散りばめられており、探偵の「もう一つの人格」が鏡に写るシーンなどがありました。
また、キャラクターごとのミッション「背景推理」では、それぞれの物語が垣間見え、人物同士のつながりや因縁なども明らかになります。
Identity Vの世界観
あくまでも主人公は探偵です。
ゲームに出てくるキャラは、全て探偵が日記の内容を考察する中で行われる「謎のゲーム」の追体験に出てきた人たち、という設定。
キャラは日記などに記されているプロファイリングが元になっているため、スキルだけではなく、性格まで細かく記されています。
探偵自身にも謎が多く、探偵は10年前に大きな火災に巻き込まれ記憶を失くします。
医者に「今まで推理小説家だった」と聞かされますが、事故以降小説を書くことができなくなり、探偵業を始めたのでした。
全体的に謎めいた世界観であり、推理小説を読んでいるような感覚になりますよ。

ストーリーや世界観がかなり独特なので、王道のゲームに飽きてる人に特におすすめ
Identity Ⅴのイラスト
イラストはゴシックホラーという感じの雰囲気で、どのキャラも目が描かれていないのが特徴。
これは、「第五人格」というタイトルの通り、人格が特定されないよう工夫しているのだと思います。
キャライラストはもちろん、マップ内の寂れた建物や草木など、細かい部分も精密に作りこまれています。
Identity Ⅴのゲームシステム
プレイヤーが遊べるゲームモードは下記の2つです。
- ランダムマッチ
- 混沌なる紛争
それぞれ、少しゲームシステムが違います。
Identity Ⅴのランダムマッチ
- 5つの暗号機を解読
- ゲートを開いて脱出
- 3人以上脱出で勝利
「ランダムマッチ」はサバイバー(逃亡者)4人VSハンター(鬼)1人に分かれ、サバイバーは暗号機を5個解読し、ゲートを開きます。
サバイバーが3人以上脱出できればサバイバーの勝利、2人だと引き分けです。
反対に、サバイバーが3人以上捕まってしまうとハンターの勝利となります。
Identity Ⅴの混沌なる紛争
「混沌なる紛争」は別名「協力狩り」と呼ばれ、サバイバー8人 VS ハンター2人の総勢10人で遊ぶモードです。
サバイバーは7個の暗号機を解読し、5人以上脱出すれば勝利。
ハンターは5人以上脱落させれば勝利となります。
「混沌なる紛争」は1日に3回、それぞれ2時間の間しかプレイできません。
またランダムマッチにはない、特殊ルールも設けられています。
混沌なる紛争の特殊ルール
- 試合中にポイントを使ってアイテムを購入できる
- 拘束されるとしばらくの間救助できない状態となる
- 3回拘束されると強制的に脱落
- サバイバーが4人以上脱落した場合に購入可能となるアイテム「バール」を使用すると、地下室を開けて脱出できる
混沌なる紛争は、拘束されたサバイバーを、他のサバイバーが救出することが可能です。
まるで子供の時にやった遊び「ドロケイ」ですよね。
サバイバー側が勝利するコツ
通常のランダムマッチよりも人数が多く、特殊ルールもあることから、サバイバー側はキャラ選びと役割分担がとても重要になります。
ゲーム開始前にキャラクターを選択できるので、他プレイヤーのキャラクターを見て、バランスを調整しましょう。
暗号解読が早くなるキャラを選んだら、暗号解読に集中。
足の早いキャラなら、ハンターをおびき寄せ、仲間の暗号解読を支えてあげる、などです。
ハンター側が勝利するコツ
ハンターはとにかく1人1人をしっかり捕獲しておくことが重要。
せっかく捕まえても、目を離した隙に他のサバイバーに救出されてしまうこともあります。
サバイバーが多ければ多い程、捕獲が難しくなるので、1人1人を確実に捕獲していきましょう。
内在人格を上手く使う
また、サバイバーもハンターも内在人格という特徴が設定可能。
内在人格は、ポイントに応じて成長させることができ、どのような人格を形成するかによって、自分の役割やプレイ中の立ち回りが変わってきます。
RPGで言えば「ジョブ or 職業」みたいなものですね。
サバイバーの内在人格の設定例
タイプ | 役割 | おすすめキャラ |
バランス型 | 捕まったキャラの穴埋めやサポート | 全キャラ組み合わせ可 |
救助型 | 仲間を無敵状態にしたり、治療回復を早める | 医師におすすめ |
耐久型 | 移動速度が上昇したり、抵抗速度が上昇 | オフェンスにおすすめ |
ハンターの内在人格の設定例
タイプ | 役割 | おすすめモード |
察知型 | サバイバーの位置を把握できる | ランダムマッチ |
攻撃型 | 攻撃したサバイバーの治療を遅くする | 混沌なる紛争 |
例えばランダムマッチ戦なら、4人中3人が脱出するために、サバイバーは救助型を1人入れておくと有利に進みます。
混沌なる紛争は、解読機の数も多いので、ハンターを撹乱する意味でもオフェンスを入れておくと有利です。
反対にハンターは、ランダムマッチ戦ならば察知型。
近くにいるサバイバーをいち早く見つけて、どんどん捕獲していきましょう。
混沌なる紛争なら、攻撃型。
治療されてしまうと、サバイバーを捕獲しづらくなるので、1人1人のサバイバーを負傷状態にして有利に進められます。

どの内在人格を伸ばすかで、仲間との協力関係や立ち回り方が変わってきて、どんどんハマってくるよ
Identity Ⅴの遊び方・ゲームの流れ
step
1ホームから「日記を読む」でゲーム選択
step
2ゲームモードを選択
基本的には「日記からの推理」を選択してください。
それぞれのモードの内容は以下。
- 奇怪な逸話・・・期間限定
- ランク戦モード・・・時間指定有り
- 日記からの推理・・・ランダム戦
- シナリオを作る・・・カスタム対戦
- 初心者指南・・・チュートリアル
- 混沌なる紛争・・・ランダム戦の2倍の人数
step
3サバイバー or ハンターを選択
step
4キャラクターを選択
時計のマークがついているキャラは、一定期間のみ使用可能であることを表しています。
全員が準備完了、もしくは時間制限がくるまでの間は変更できるので、他のプレイヤーが選んだキャラを見て、役割分担のために被らないようにキャラを選びましょう。
step
5キャラクターを選択
step
6メンバーが揃い次第ゲームスタート
全世界のユーザーがプレイしているので、どの時間帯でも全くそろわないことはありません。
ただ、時間限定の「混沌なる紛争」の間は「混沌なる紛争」にユーザーが集中するため、ランダムマッチ戦はメンバーがそろいづらいです。

少しずつ使えるキャラが増えてくると、遊び方の幅も広がってより一層面白くなるんだ
Identity Ⅴのリセマラ
Identity Ⅴにはリセマラは必要ありません。
課金システムはアイテムのみですが、アイテムがなくとも遊べます。
Identity Ⅴの序盤の攻略法
まずはランダム対戦を重ねていきましょう。
ランダム対戦を重ねて、それぞれのキャラのスキルを理解し、操作方法に慣れてください。
サバイバー側の序盤の攻略
サバイバー側が最初につまづきやすいのは暗号機の見つけ方です。
最初のうちはなかなか見つかりませんが、マップ内を走り回りながら光るアンテナを見つけてください。
視界変更で上を見上げると見つかりやすいです。
ハンター側の序盤の攻略
ハンター側は、まずサバイバーを見つけるのに苦労するでしょう。
やってみると、意外と見つからないものです。
サバイバーは暗号機を解読しなければいけないので、暗号機周辺を探すと見つかりやすいです。
マップは毎回異なるので、さまざまなマップを見ておくのも攻略のヒントになります。
人格の描写で技能のレベルアップ
ある程度重ねていくと「人格の描写」によって、技能をレベルアップすることができるので、技能のレベルアップをしていきましょう。
基本的にはこの繰り返しで攻略できます。
初心者におすすめのサバイバー
また初心者におすすめのサバイバーは泥棒です。
泥棒は板や窓の乗り越え速度が早く、逃げやすいキャラなので、逃げ惑うだけしか出来ない初心者でも使いこなせます。
Identity Ⅴ最強のサバイバー
ちなみに最強サバイバーは機械技師です。
キャラの中でもトップクラスの解読速度をもち、仲間の解読速度も3%上昇させます。
外在特質の機械人形を使えば、2台同時解読も可能です。
さらに機械技師本体が捕獲されても、機械人形を操作することが可能で、捕獲されている間も、機械人形を使って暗号解読ができます。

最初は他のプレイヤーについて行って動きを見ながら覚えるといいよ
Identity Ⅴの評価・レビュー【結論】
総合評価 | イラストはとても綺麗で、おどろおどろしさも表現されています。サバイバーのイラストは可愛らしくどこか怪しげ、ハンターのイラストは怖く描かれているものの、どこかポップさもあり、親しみやすいです。 |
(4.1)
イラスト | イラストはとても綺麗で、おどろおどろしさも表現されています。サバイバーのイラストは可愛らしくどこか怪しげ、ハンターのイラストは怖く描かれているものの、どこかポップさもあり、親しみやすいです。 |
(4)
演出 | プレイ中はぜひ音ありで楽しんでください。対戦中の靴音や逃げ役のサバイバーの息遣い、さらに心臓音まで、五感で緊張感とスリルを楽しめるように作られています。 |
(4)
ストーリー | 大枠のストーリーは「記憶喪失の探偵が失踪した少女を追うための手がかりを探す」というもの。ゲームを進めていくと、色々なキャラの過去や関係性、隠された性格などがわかってくるため、推理小説を読んでいるような謎解きのワクワク感が体験できます。 |
(3.5)
世界観 | 映画『コララインとボタンの魔女』のような雰囲気で、どこかメルヘン、でもどこか怖い世界観です。ただ怖いだけではなく、不思議な世界観は他のゲームと比較して大きな特徴となっています。 |
(4.5)
バトルシステム | ゲームシステムはとても面白いです。逃げ役のサバイバーは特殊技能を持っており、地図が見れたり、小さくなれたりと、技能はさまざま。細かい性格や、体質も設定されています。富裕層出身で体が弱く、体力を消費しやすいなど、キャラによって逃げ方を変えられるのが面白いシステムです。 |
(5)
操作性 | スマホを横持ちして遊ぶアクション要素が強いゲームをやったことがない人は、最初は画面酔いするかもしれません。基本的な操作は視界操作と移動操作ですが、慣れるまで時間がかかるでしょう。 |
(2.5)
やりこみ度 | ゲームを進めていくと、自然と新しいキャラが使えるようになります。プレイするだけで、それぞれのスキルをあげるためのポイントも溜まっていき、キャラを成長させることができるので、やりこみ度は高いです。 |
(5)
無課金への配慮 | 基本的に課金しなくても十分楽しめます。無課金で遊んでいても、キャラは増え、技能もレベルアップ可能です。 |
(5)
Identity Vは鬼ごっことドロケイを組み合わせたようなゲームです。
仲間と協力することが鍵なので、役割分担を意識しましょう。
ハンターは孤独ですが、全員を捕獲できた時の達成感はたまりません!
Identity Vを是非体験してみてください。
メーカー | NetEase Games |
ジャンル | アクション |
配信日 | 2018年4月2日 |
対応端末 | iOS/Android |
価格 | 基本無料/アイテム課金 |