【FFBE幻影戦争】評価・レビュー!FFタクティクスファン待望のスマホゲーム最高峰
FFBE幻影戦争は「ファイナルファンタジー×タクティクス」がテーマで、事前登録者数100万人を突破した超期待作。
ジョブシステム・召喚獣といったファイナルファンタジーおなじみの要素はもちろん、フィールドの高低差やアビリティを利用した本格的なタクティカルRPGが楽しめます。
最初にざっくり言うと、

・FFタクティクス好きにはたまらん!
・テンポが良くてストレスなし!
・イラストいい!召喚獣超かっこいい!
という感じ。
ここからは、FFBE幻影戦争を実際にプレイした結果、
①どんなゲームシステムなのか
②スマホでも遊びやすいのか
③FFタクティクスファンでも楽しめるのか
など、気になる点について詳しく書きつつも、5分で読めるようにまとめました。
インストールするかどうかの参考にしてください。
FFBE幻影戦争の評価・レビュー【結論】
骨太なバトルシステムと重厚なストーリー

FFBE幻影戦争
面白いところ
②オートや倍速でスマホでも気軽に楽しめる
③キャラやストーリーが魅力的
残念なところ
②FFBEシリーズをやってないと世界観がわかりづらい
総合評価 | グラフィック、ゲームシステム、世界観やストーリー、音楽など全てにおいて最高峰の完成度といった感じ。スマホゲームのヘビーユーザーでも楽しめるし、ライトゲーマーにも優しく作ってあります。 |
(4.6)
イラスト | ファイナルファンタジーシリーズならではの魅力的なグラフィックは、文句なく満点。 |
(5)
演出 | 召喚獣やアビリティ、リミットバーストの演出はもはや神レベル。おそらく、現在のスマホゲームのCG演出ではNo.1だと思われます。 |
(5)
ストーリー | 群雄が割拠する大陸における国同士の戦争がテーマであり、FFタクティクスファンでも楽しめる重厚なストーリーになっています。 |
(4)
世界観 | ファイナルファンタジーブレイブエクスビアスの世界観を踏襲。主人公は小国の王子として、各国の思惑と、弟との関係の間で王として成長していきます。 |
(4)
バトルシステム | 見下ろし型のクオータービュー視点で、戦場でキャラクターを操作し、敵を倒す王道のシミュレーションゲーム。戦略要素が多いので、若干難しいところはあるものの、オート機能があるため、初心者にも優しい。 |
(4)
操作性 | 操作性の不便は特に感じないものの、ビジョンを敵に打つのか、フィールドに打つのかという概念はあまり馴染みがない人も多いはず。また、魔法の「詠唱時間」は最初はわかりにくいでしょう。 |
(4)
やりこみ度 | 個々のキャラクターにアビリティボードと、ジョブが用意されており、キャラクターの育成に関するやりこみ度は非常に高いと言えます。自分好みのキャラクターを作れるところも◎。 |
(5)
無課金への配慮 | 最高レアの確率は2%と、普通。「このキャラを持ってないと勝てない」という場面はあまりないですが、リセマラは一周が10分ほどなので、リセマラするのもアリ。 |
(4)
FFBE幻影戦争はどんなゲーム?
FFBE幻影戦争はシミュレーションゲームというジャンル。
プレイヤーは、群雄割拠ひしめくアードラ大陸の小国リオニスの王子としてゲームを進めることになります。

▲本作の主人公

▲弟のシュテル
ゲームの進行はターン制ではなく、キャラクターの「素早さ」によって攻撃の順番が決まり、順番やフィールドの状況を考慮しながら勝利を目指すちょっとむずかしいゲームルールになっています。

▲見下ろし視点の戦場
上の画面でも分かる通り、戦場には「高低差」があります。
剣や槍などの近接武器を装備したキャラクターでは攻撃が届かないため、魔法や弓などの装備を持ったキャラクターで攻撃する必要があるなど、戦略ゲームならではの要素があります。
ここからは、それぞれのシステムについて詳しく解説していきます。

ゲームシステムは複雑に見えるけど、気軽にできるよう配慮されてるので安心してほしい。
FFBE幻影戦争のバトルシステム
FFBE幻影戦争のバトルは、見下ろし視点のクオータービュー。
戦場はマス目で区切られており、まるでチェスや将棋のようにキャラクターを動かしながら敵を倒していく奥深い戦略要素が特徴です。
FFBE幻影戦争のバトルシステムは非常に奥深く、プレイヤーは以下の点などを考慮しながらキャラクターを動かす必要があります。
- 攻撃タイプ
- 魔法の詠唱時間
- 召喚ゲージ
- 高低差
- 属性
- 向いている方向
- チェイン
ボス戦だったり、難易度が高くなるほど、考えなければいけない要素が多くなりますが、最初はオートでサクサク進められるので安心してください。

▲いかに効率的にダメージを与えていくかが重要
また、FFBE幻影戦争のバトルはターン制ではなく、個々のキャラクターの素早さや、現在のジョブ、選択した行動によるCT(チャージタイム)によって、攻撃の順番が変わります。
例えば、盗賊のように素早いジョブで、あまりCTが多くないアビリティならばすぐに行動できますが、ナイトなどの素早さが低いジョブだと次の行動が非常に遅くなったりします。
魔法やアビリティは使い所がとても重要
魔法やアビリティには、
- 詠唱時間
- 高低差を無視
するものがあり、バトルを有利に進めるためにはとても重要な要素です。
例えば、ファイガなどの強い魔法や、特定のアビリティには詠唱時間が設定されており、すぐに発動することはできず、発動まで順番を待つ必要があります。
また、魔法は高低差を無視するため、高いところにいる敵に打ったり、敵に直接攻撃するのではなく、フィールドを攻撃することも可能なんです。
この魔法やアビリティがバトルの奥深さをかなり引き立ててます。
例えば、敵がこう動いてくるだろう、というのを予測し、詠唱時間が長い強力な魔法をフィールドを指定して詠唱しておきます。
そして、敵が来たタイミングでちょうど詠唱時間が終わるよう調整された魔法などで大ダメージを与える、なんて戦い方もできるため、駆け引きが重要になってきます。
戦局を一気に変える召喚獣
ファイナルファンタジーといった召喚獣ですよね。
シミュレーションゲームの本作でも召喚獣は健在で、自軍全体のキャラクターの攻撃回数によって召喚ゲージを貯め、ゲージがMAXになったら召喚獣を使うことが可能になります。
1回の戦闘で1~2度くらいしか使うタイミングがないので、ここぞという時に使うことで、一気に逆転が狙えます。
高低差を利用すると有利に戦える
FFBE幻影戦争のバトルの特徴として高低差がありますが、剣や槍などの近接武器は高低差によっては届かないこともあったり、低い位置にいると命中率が低くなったりします。
この高低差をうまく利用すると、面白いようにバトルを有利に運ぶことができます。
例えば、狭い道を防御力が高いキャラクターで塞ぎ、遠距離攻撃ができるキャラクターは高い位置から敵を安全に攻撃するなどの戦い方も可能であったりと、かなり戦略的。
基本は高い位置を取った方が有利になります。
キャラの個性を彩るリミットバースト
リミットバーストは、キャラクター固有のアビリティであり、必殺技。
演出も専用のムービーが流れるほど豪華。
大ダメージを与えるものから、味方を強力に支援するものなど、キャラの個性を引き立てる要素になっています。
バトルはオート+倍速でサクサク進行
シミュレーションゲームはキャラクターを移動させたり、移動先でも攻撃や待機などの行動を決めないといけなかったりなど、かなり操作が面倒な部分がありますよね。
しかし、FFBE幻影戦争は下記のように、オートの設定を変えたり、倍速で自動進行させることが可能です。
クリアしていないステージでももちろんオートにすることは可能なので、
「ストーリーを読むのが好き」
「バトルシステムが複雑だなぁ」
という人でも、バトルシステムを覚えつつ楽に進められるように配慮されています。

シミュレーションゲームに慣れてない人でも、オートでバトルしてれば、すぐにルールを覚えられるよ。
FFBE幻影戦争のストーリー
FFBE幻影戦争の舞台は、もともとのファイナルファンタジーブレイブエクスビアスと同じ、群雄割拠がひしめくアードラ大陸。
その中の小国リオニスが主人公の国。
リオニスの王家に伝わる指輪の力は、英雄などの傑出した能力がある人物の想いを具現化し、自分の味方にする「ビジョン」を使うことができ、この能力によって独立を保っている。
少しずつ大陸の均衡が崩れ始める
それぞれの国は、お互いに軍事同盟などを結びながら、微妙なバランスの上に成り立っています。
そんな中、主人公の国リオニスの隣国、ホルンのお姫様が、どこかの国が手引した賊に襲われ、そこに主人公たちが出くわすことでストーリーが始まります。
ストーリーはかなりボリュームがあり、まだまだ最初の方ですが、なんとなくゲーム・オブ・スローンズのような、幾重にも駆け引きが重なる重厚なストーリーを感じました。
ゲームはストーリーが重要!という人も、これはかなり読み応えがりますよ。
FFBE幻影戦争のリセマラ

▲最高レアは2%
FFBE幻影戦争のリセマラは下記の手順で、一周あたり10分ほどで終わります。
- チュートリアル(5分くらい)
- 戦闘2回(5分くらい)
- ムービー(30秒くらい)
これが終わると10連ガチャが引ける「幻導石」が手に入り、その後にストーリーをさらに1回進めると、幻導石がガチャ1回分入手できるようになっています。
最高レアリティの確率は2%ですし、一周あたり10分でリセマラ可能なので、リセマラしてみてもいいでしょう。
FFBE幻影戦争のリセマラ方法はアプリ削除のみ
FFBE幻影戦争のリセマラはアプリを削除する以外の方法で行うことができない仕様になっています。
FFBE幻影戦争のリセマラの当たり・終了
FFBE幻影戦争のガチャはキャラクターとビジョンが出ますが、それぞれ
- ギルガメッシュ
- シュテル
が出たら終了です。
なお、当たり演出は下記のように、最初に金色の本が出てきます。

▲金色の本が出たら当たり演出
少しわかりづらいですが、下記のように、石がひし形だとキャラクター、四角形の場合はビジョンが出ることを示しています。

▲石がひし形だとキャラクター

▲石が四角形だとビジョン

バトルに出せるキャラクター数が限られているのと、フィールドがそこまで広くないから、キャラクターの強さは非常に重要。
思い切ってリセマラするのも全然アリだよ。
FFBE幻影戦争の評価・レビューまとめ
■ゲーム概要
・FFタクティクス好きでも楽しめる本格タクティカルRPG
・イラストや演出などグラフィックはスマホ最高峰
■ゲームシステム
・クオータービューでマス目をチェスのように動かす
・武器のタイプや高低差など、非常に戦略要素が豊富
・最初は難しく感じるものの、オートで進めることが可能
■ストーリー
・ゲーム・オブ・スローンズのような国同士の重厚なストーリー
・ストーリー好きでも絶対に楽しめるほどクオリティが高い
■ガチャ
・最高レアリティが2%
・リセマラは一周10分ほどで終わる
メーカー | スクウェア・エニックス |
ジャンル | シミュレーションRPG |
配信日 | 2019年11月14日 |
対応端末 | iOS/Android |
価格 | 基本無料/アイテム課金 |