どうも、のんぺい(@nonpei_game)です!
今回は、ダンジョンを作って敵を撃退する「ダンジョンメーカー」の評価・レビューをしていきます。
先に結論をひとことで言うと、
ダンジョンの作り方がすごい奥深いタワーディフェンスのようなゲーム
という感じです。
記事では、もう少し詳しく、

・どんなゲームシステムなの?
・どうやってダンジョンを作るの?
・無料でも最後までクリアできる?
など、この他のことについても詳しく書きつつ、5分で読めるようにまとめました。
利用するかどうかの参考にしてください。
総合評価をいち早く知りたい方はこちらから飛べます。
この記事でわかること
ダンジョンメーカーってどんなゲーム?
「ダンジョンメーカー」はダンジョン内に罠やモンスターを配置して、主人公である魔王を討伐しに来る勇士たちを返り討ちにする、タワーディフェンスゲームに近いゲームです。
ダンジョンメーカーでは、プレイヤーは魔王を操作して世界を滅ぼすことが目的となっており、そのための拠点を勇士たちから守るためにダンジョンを作っている、という世界観。
罠と罠で連携させて冒険者を倒したり、強力なモンスターを配置するなど、ダンジョンの作り方によって遊び方の幅が広がります。
敵はどんどん強くなるため、自分がやられないよう、いかに工夫してダンジョンを作るかが重要であり、面白いポイントです。
ダンジョンメーカーはこんな人におすすめ!
・戦略ゲームが好きな人
・高難易度のやり込みゲームが好きな方
ダンジョンメーカーは戦闘とダンジョン強化を繰り返すことで、勇士たちを撃退していきます。
行動はカードのようになっており、どう行動するかは3択のうちから選択できるのですが、選んだ行動によってダンジョンを強化したり、モンスターを手に入れたりと、結果が異なります。
このようにして、勇士たちを撃退しつつダンジョンを強化していくわけです。
少しずつ勇士たちが強くなっていき、最終的には魔王はやられてしまうのですが、自分の持っているアイテム・モンスターのうちいくつかを転生によって次の世界に引き継ぐことができます。
そうして少しずつ強くなっていき、できる限り勇士にやられる日数を伸ばしていくという流れ。
どのようなアイテムを次の転生先に持っていくかなど、まるでローグライクゲームのようなやりこみ要素になっています。
ダンジョンメーカーの面白いところ
①繰り返すたびに充実したプレイが可能
②思った通りに敵をたおした時の爽快感
③ドット絵が可愛らしいキャラクターたち
それぞれ、どんな面白さがあるのかレビューしていきます。
繰り返すたびに充実したプレイが可能!
ダンジョンメーカーでは数多くのモンスターや罠が存在しており、それらの組み合わせによって色々なダンジョンを作り上げることができます。
例えば、「矢の罠」と「火の罠」を合成することで「火矢の罠」になるように、モンスターや罠は合成することで強化されていきます。
モンスターや罠はそこからさらに、別のモンスター・罠と合成することで新しいモンスター・罠になるなど、強化の系統が奥深い作りになっているのが特徴。
最終的には魔王は倒されてしまうのですが、1回のプレイではモンスターや罠を最後まで強化することはできませんので、転生先にどのモンスターや罠を引き継ぐかが重要になってきます。
このようにして、転生を繰り返して少しずつダンジョンを強化していくため、
「前はここで倒されたけど、さらに進めるようになった」
「転生したら合成に必要なモンスターが手に入った」
など、転生するたびに充実したプレイが可能になっています。
思った通りに敵をたおした時の爽快感
ダンジョンの入口に盲目になる罠を仕掛け、隣接する部屋に盲目状態の敵に対して大ダメージを与えられるモンスターを配置する。
行動速度が倍になる施設を作成し、その施設にダンジョン内のモンスターを回復するモンスターを配置する。
そういったモンスターや罠・施設のシナジーを考えてダンジョンを作り上げていきます。
作り上げたダンジョンにやってきた敵が、想定通り倒されていくのを眺めるのはとても爽快感があります。
ドット絵が可愛らしいキャラクターたち
ダンジョンメーカーのキャラクターたちはドット絵で表現されています。
差分こそそこまで多くないものの、攻撃や被ダメ時など、見ていて楽しむ分には十分な差分が各キャラクターごとに用意されています。
そんなキャラクターたちがわちゃわちゃしながら戦闘をしている様を眺めているだけでも十分楽しむことができるでしょう。
ダンジョンメーカーにストーリーはほぼない
ダンジョンメーカーには壮大なストーリーなどは用意されていません。
プレイヤーは魔王を操作して世界を滅ぼすことだけしか目的を与えられていないのです。
わかっているのは、魔王は世界を20日で滅ぼせる能力を持っていることのみ。
なぜ魔王は世界を滅ぼすのかなどは、プレイヤーの想像しだいとなっています。
ダンジョンメーカーのゲームの流れ・遊び方
ダンジョンメーカーは以下のプレイサイクルでゲームを進めていきます。
- 使用する魔王の選択
- イベントの選択
- イベントの結果
- 2~4を繰り返してダンジョンを強化
- 倒されて転生
- 1~6の繰り返し
それぞれ、詳しくレビューしていきます。
使用する魔王の選択
ゲーム開始時に最初にすることは、ゲーム内で使用する魔王の選択です。
魔王は、下記のように様々な特徴を持っています。
- 全体攻撃が得意な魔王
- 炎属性のスキルを持つ魔王
- 特殊な状況下で強い魔王 etc...
ですので、魔王は単純に強さだけで選ぶのではなく、作る予定のダンジョンの罠やモンスターなどとのシナジーを考慮して選ぶ必要があります。
例えば、炎属性のスキルを持つ魔王を選んだら、「オイル」の罠を多く配置するなど。
モンスターや罠との組み合わせによって戦略が広がっていきます。
イベントの選択
ゲームをはじめると、プレイヤーの前に3つのカードが提示されます。
その中から好きなカードを選ぶことで、行動が決定されるのです。
基本的には一般戦闘がメインですが、アイテムや魔物の購入やイベントなど、特殊なカードも用意されています。
イベントの結果
↑の画像は「一般戦闘」を選び、戦闘に勝ったあとのリザルト画面です。
この画面では、モンスターを生み出すか、罠を作るか、モンスター・罠を合成させるかを選ぶことができますが、結果はその時々によって異なります。
このようにして、選んだイベントによって結果が異なるのですが、今後ダンジョンをどう作っていくかを考えながら、適切なイベントを選んでいく必要があります。
例えば、ダンジョンにいるモンスターに経験値を与えて強くしたいならば「一般戦闘」を、ダンジョンの罠の配置を変えたいなら「ダンジョン」のイベントを選ぶ、などです。
ダンジョンの強化
これまでの、「イベント選択」→「イベント結果」→「ダンジョン強化」を繰り返しながら、モンスターや罠を強化し、ダンジョンの攻略難易度を上げていきます。
勇士はどんどん強くなるため、計画的にダンジョンを強化していく必要があります。
倒されて転生
最終的にはダンジョンの強化が勇士の強さに追い抜かれ、魔王は倒されてしまいます。
魔王が倒された時には、今までのプレイが点数化され、点数に応じた魔石を入手。
手に入れた魔石を使用して、転生後のダンジョンを更に強化していく、というのがゲームの流れになります。
ダンジョンメーカーのQ&A
ダンジョンメーカーは課金しなくても遊べる?
ダンジョンメーカーは無料ゲームではなく、買い切り+アイテム課金制のゲームです。
その時々によってセールを開催していますが、現在(2020年2月15日)は370円になっています。
ゲーム内課金は特にする必要はありません。
魔王を転生させるたびに、ポイントに応じてゲーム内の課金石(魔石)が手に入ります。
ダンジョンメーカーのデータ消費量は?
ダンジョンメーカーは通信を行わないタイプのゲームなので、通信量はほぼ0です。
ダンジョンメーカーの難易度は?初心者でも遊べる?上級者でも楽しめる?
ダンジョンメーカーは難易度を設定することができ、一番やさしい難易度であれば特に苦労せずにプレイすることができるでしょう。
更に難易度を難しく設定することで上級者でも楽しむことができる上、魔石も大量に入手できるようになっていきます。
自分に合った難易度でプレイするのが長く楽しめるコツとなっています。
ダンジョンメーカーって飽きない?
魔石で購入できるパックによって、色々な施設を開放することで、プレイする度にできることが増えていきます。
更にプレイに合わせて色々なダンジョンの組み合わせがありますので、すぐに飽きるということはないでしょう。
ダンジョンメーカーの評価・レビュー
総合評価 | 数多くのモンスターや罠・施設によって自分だけのオリジナルダンジョンを作り、迫りくる勇士をたおしていく爽快感が特徴のタワーディフェンス的なゲーム。どのようなダンジョンを作るかはプレイヤーの腕の見せどころとなっており、プレイする度に違った楽しみ方をすることができます。 |
(3.1)
イラスト | ゲーム内のモンスターやキャラクターなどはドット絵で表示されています。大きなアクションなどは有りませんが、小さいキャラクターたちがワチャワチャと動いているのを眺めるのはとても楽しいです。 |
(3)
演出 | 演出は特に派手さはありませんが、罠や魔王のスキルによって敵がなぐ倒されていくさまは見ていて爽快感と「やってやった感」が味わえます。 |
(2.5)
ストーリー | ストーリーは最初に世界観の説明があるだけで、そこからは特に何もなし。読み応えのあるストーリーを期待している人には、かなり物足りないかも。 |
(1.5)
世界観 | 主人公の魔王は世界を滅ぼす魔法を持ち、その魔法の発動をさせないために世界中の勇士が倒しにくるという世界観。特徴的でありつつも、ゲーム内のシステムとうまくマッチしています。 |
(3)
バトルシステム | 魔王の能力やモンスター・罠同士のシナジーを考えてダンジョンを作っていく戦略要素がとても面白いです。組み合わせ方によって戦闘結果が全然変わりますので、試行錯誤しながらゲームをプレイしたい人には特におすすめです。 |
(3)
操作性 | ゲーム内の戦闘でプレイヤーができることはあまりありません。操作できるのは魔王の権能(スキル)のみであり、基本的には眺めている時間の方が多いです。あくまでメインはダンジョンを作ることであり、戦闘はダンジョン作りがうまく成功しているかどうかを眺める意味合いの方が強くなっています。 |
(4.5)
やりこみ度 | ローグライクゲームのような、何回も繰り返すことで強くなっていくやりこみ要素が面白いです。ダンジョンも転生を繰り返すたびに強くなっているのを実感できます。 |
(4)
無課金者への配慮 | 買い切り+アイテム課金のゲームなので、最初に370円で購入する必要があります。ただ、その後は特にゲーム内で課金しなくても十分楽しめますし、課金石(魔石)も無料でたくさん手に入ります。 |
(4)
ダンジョンメーカーは、ダンジョンにモンスターや罠を配置し、せまりくる勇士たちを撃退するタワーディフェンス的なゲームです。
選べる魔王の種類が多く、魔王の能力を活かすためにダンジョンを作るもよし、シンプルにダンジョンの罠を合成して強くしていくもよしと、ダンジョンの作り方によっていろいろな遊び方があるのが特徴。
シンプルな作りながらも、何回もやり直してでもやりたくなるほど、やりこみ要素が充実しています。
ゲーム自体は370円の買い切り+アイテム課金ですが、購入後はよっぽどのことがない限りは無課金で遊べるのも嬉しいポイントです。
メーカー | GameCoaster |
ジャンル | タワーディフェンス/ローグライク |
配信日 | 2018年3月4日 |
対応端末 | iOS/Android |
価格 | 基本無料/アイテム課金 |