どうも、のんぺい(@nonpei_game)です!
今回は、恐竜時代をサバイバルするアドベンチャーゲーム「ARK:Survival Evolved(通称ARK)」の評価・レビューをしていきます。
先にひとことで言うと、
世界観が独特で、奥深いオープンワールドゲーム
という評価です。
記事では、もう少し詳しく、

・どんなゲームシステムなの?
・難しくないの?
・面白いポイントは?
など、詳しく書きつつも、5分で読めるようにまとめました。
インストールするかどうかの参考にしてください。
総合評価をいち早く知りたい方はこちらから飛べます。
この記事でわかること
ARK:Survival Evolvedとはどんなゲームなのか
ARKというゲームには「モンハンとマイクラとポケモン」の要素が含まれています。
恐竜を倒して肉や皮を剥ぎ取り、武器・防具を作ってどんどん強くなっていくモンスターハンター要素。
木や石などの素材で自由に家を作るマインクラフト要素に、気に入った恐竜を捕まえて成長させ冒険のお供にするポケットモンスター要素。
この3つのゲームのどれかにハマったことのある人なら、ARKにもハマる可能性は高いと思います。
プレイヤーは体力・スタミナはもちろん空腹・喉の渇きや、暑さ・寒さにも気を配らなければいけません。
そのリアリティが、自給自足のサバイバル生活につねに緊張感をもたらしています。
何をやるにも自由なオープンワールドの恐竜島で、気付けば何時間もゲームをプレイしてしまう。
それくらい時間泥棒なゲームです。
ARKのここが面白い!!
ARKは個人的にけっこう面白いと思いますが、特にここが面白い!と思えるポイントをレビューしていきます。
貧弱なぼっちから食物連鎖の頂点へ
最初はお腹が空いて餓死したり、小さな恐竜にワンパンで殺されたりしてへこむ毎日。とくにひとりでプレイしていると、真っ暗な夜はとてつもなく孤独です。
初めて肉食恐竜を仲間にしたり、立派な拠点を建てたり、行ったことのない場所へ冒険してみたり。
可愛がっていた恐竜の死も、貴重品を全てロストした悲しみも全て乗り越え、プレイヤーは強くなっていきます。
苦労して仲間にした恐竜で、以前は勝てなかった恐竜を倒すことができた時の喜びは格別。
始めの頃の大変さがあったからこそ、自分が強くなったと心から実感できるゲームです。
作ることの楽しさ
レベルが上がると、どんどん新しいものが作れるようになり、拠点は大きく、生活は豊かになっていきます。
このゲームの魅力は、「戦い」だけではなく「クラフト」にもあるんです。
こだわりだすと止まらなくなる建築の奥深さ。
自分で文明を切り開くことの楽しさを感じられるのも、ARKというゲームの特徴です。
冒険こそロマン!自由に探索できる世界
未開の地や洞窟探検など、子供心に憧れた冒険がARKで体験できます。
しかも旅の相棒に恐竜を連れていけるなんて、まさに夢のようですよね。
幼少期のドキドキ、ワクワクが思い出されるような素敵なゲームです。
ARKの残念なところ
ARKは噛めば噛むほど味がでる面白いゲームなのですが、ぶっちゃけ人を選びます。
その理由は下記。
高難易度の死にゲー
とにかくよく死ぬ。
死んでもゲームオーバーはなく、何度もやりなおします。
死ぬことで学んでいくスタイルのゲームなのですが、人によってはストレスMAXでしょう。
そもそもスタートしてからのチュートリアルが不親切すぎる。
何も持たされずに、裸で戦場に放り出される感じです。
困惑しながらさまよった挙句、肉食恐竜に殺されて泣くことに。
プレイヤーキャラ自体が脆すぎるのは仕方ないとして、わりと強い防具を着せても一瞬で破壊されて死ぬのが解せない。
もういっそずっと裸でいいのでは?と思うくらい防具の意味がありません。
キャラメイクとはなんなのか
このゲームではプレイヤーキャラをかっこよく、あるいは可愛く作ることは不可能だと思ってください。
男も女もめちゃくちゃごついです。
骨格的な部分の変更はできますが、不自然にサイズが変わるだけでけっきょくデフォルトのままが一番マシ。
恐竜島で生きるか死ぬかのサバイバル生活をするのに、容姿にこだわっている場合ではないということでしょうか・・・。
ボスとの孤独な闘い
ARKの世界には「ボス」が何体か存在しています。
しかしボスと戦えるのはなんとプレイヤーのみ。
もちろん難易度は低く設定されてはいますが、それでもお供の恐竜を連れていけないのはじつに悲しい。
ボスとの戦いはARKでの一応の最終目的です。
そんな大事な闘いに仲間を連れていけないって・・・何のために恐竜を育ててきたのか?
容量の都合でしょうが、正直私はこれを知ってちょっとやる気をなくしました。
弱い人間であるプレイヤーと恐竜がタッグを組んで戦うからこそ面白いのに、それができないのは非常に嘆かわしいことです。
ARK開始直後の流れと攻略のコツ
ARKで最初にやるべきことと、注意点を紹介していきます。
まずはここまでやるべき6つの準備
アプリを開いたら、まずはオプションでゲーム内の文字を日本語にしておくこと。
(もともとは海外のゲームなので、デフォルトが英語になっている)
①プレイするモードを選ぶ
ゲームをプレイする前に、シングルプレイかマルチプレイかの選択画面が表示されます。
シングルプレイは、オフラインで一人じっくり楽しむモード。
マルチプレイは、オンラインで他のプレイヤーといっしょにゲームをするモードです。
今回はシングルモードでのプレイについて、お話していきますね。
②サバイバルモードと難易度の設定
シングルモードでは、プレイ前に「サバイバルモード」と「難易度」の設定をします。
これらの設定は後から変更ができませんので、注意してください。
「サバイバルモード」の設定ではプレイヤーが死んだ場合、「所持品がどうなるか」を決められます。
「カジュアル」では死んでも所持品は持ったまま。
デフォルトの「サバイバー」ではプレイヤーが死ぬとその死体に所持品が残っているため、生き返った後に死んだ場所まで所持品を取りに行かなければいけません。
「ハードコア」では死ぬと全ての所持品を失います。
普段からそこまでゲームをしない方は、「カジュアル」モードにしておく方がいいでしょう。
次に難易度ですが、ある程度ゲームの腕に自信がある方は「ミディアム」でも構いません。
あまり苦労することなくゲームを楽しみたいなら、迷わず「簡単」にしておきましょう。
③スタート地点を決める

▲見た目は原始時代なので・・・

▲初心者は南の「初級」がおすすめ
キャラメイクの後、プレイヤーがマップのどこからスタートするかを決めます。
これに関してはARK初心者の方は必ず、マップ南辺りの「初級」を選んでください。
最初の場所次第では、開始早々即死することも十分あり得ますので・・・。
これらの設定が終わるといよいよゲームスタートです!
④全裸で恐竜島にほっぽり出される
周りにはいきなりでかい草食恐竜がいますが、むやみやたらにケンカをうらなければ安全です。
画面右上にチュートリアルとして指示が出ますので、最初はそれに従って行動しましょう。
基本的にゲームの流れとしては、
- 素材を集めて道具を作る
- レベルが上がる
- 作れるものが増える
- 素材を集めて道具を作る
- レベルが上がる
- 作れるものが増える
の繰り返しです。
途中お腹が空けば、実や肉を食べて飢えをしのぎましょう。
⑤恐竜をテイムして仲間にする
生活に余裕ができれば、いよいよ恐竜を仲間に!
ARKでは恐竜を仲間にすることを「テイム」するといいます。
攻撃して気絶させてから、好物の餌を与えることで「テイム」が可能。
最初は「ドードー」という無抵抗の最弱動物から「テイム」して、コツをつかむといいでしょう。
慣れてきたらトリケラトプスなど大型の草食恐竜に挑戦してみるのもいいと思います。
⑥拠点となる家を建てる
拠点となる家も必要なので、建てましょう!
最初はわらの家しか建てられませんが、レベルが上がると木の家・石の家も建てられます。
わらや木は恐竜に壊される危険があるため、できるだけ早く石の家を建てましょう。
拠点作りまで進めておけば、恐竜に襲われても隠れることができますので、まずは一安心。
生き抜くために注意すべき点
ARKで序盤に死んでしまう原因としてあるのが、突然恐竜に殺されること。
しかし、恐竜には攻撃的な恐竜もいれば、おとなしい恐竜もいます。
攻撃的な恐竜は問答無用で近付いてきてあっさり殺されますが、そうでない場合こちらが何もしなければ襲ってきません。
最初はあまり遠出することなく近場でおとなしい生物を狩って、肉などを採取するようにすればまず死なないでしょう。
ARKではプレイヤーキャラ以外にも、仲間にした恐竜が死ぬこともあります。
なので、とくに弱い仲間恐竜たちは安全な家の中か恐竜用の牧場をつくって、襲われないようにしてあげましょう。
ARKの醍醐味「テイム」
ARKを楽しむうえでも、攻略するうえでも最も重要な要素がテイムです。
テイムを制する者がARKを制すると言っても過言ではありません。
かっこよくて強い!冒険のお供におススメの恐竜たち
ゲームの攻略には、恐竜や動物の協力が必須です。
強い恐竜には、こちらも強い恐竜に乗って戦わなければ絶対に勝てません。
素材を集めるのも人間より恐竜や動物たちの方が、断然効率がいいです。
それではどのような恐竜や動物を「テイム」してペットにすればいいのか?
とくに序盤におススメの生物をピックアップします。
序盤はトリケラトプスのテイムがおすすめ
まずはトリケラトプス。
長所は実などの採取が非常に捗るところ。
突進して進む特殊能力で、木材の採取もラクになります。
そして個体のレベルにもよりますが、耐久力が高いのも魅力のひとつ。
攻撃すると反撃されますので「テイム」の際は逃げながら、パチンコを当てていくといいでしょう。
プテラノドン
空を飛べるので、行動範囲がぐっと広がります。
攻撃するとすぐに逃げるので、「ボーラ」という投げ縄で動きを封じてから「こん棒」で気絶させましょう。
ユタラプトル
最後はユタラプトル。
この恐竜は攻撃的な性格なので、「テイム」の際はとくに注意が必要。
プテラノドン同様「ボーラ」で動きを封じるか、簡易的な罠を作ると楽に「テイム」できます。
初心者の壁?難しい「テイム」を簡単にする方法
ARKの醍醐味である恐竜を仲間にする「テイム」ですが、とくにプレイヤーのレベルが低く作れるものに限りのある序盤ほど難しいです。
しかも高レベルの恐竜ほど、「テイム」にめちゃくちゃ時間がかかる。
「テイム」がうまくいけばゲームがかなり面白くなるので、初心者の方はあきらめずに何度もチャレンジしていただきたい。
ではその「テイム」の効率を上げる策を、2つご紹介!
罠を作る
まずひとつ目は、「罠」をつくること。
罠は元々あるアイテムではなく、いろんな建造物を使い自分で作ります。
罠作りでは、「人は出られるが恐竜は出られない」という部分が大事なポイント。
罠までおびき寄せ、恐竜が入ったら自分は罠から脱出する。これができるように作ります。
そしてわらや木ではなく、必ず壊されない石で作ることが大事。
香料を使う
2つ目は、「癒し効果のある香料」をつかう。
気絶させた状態の恐竜にこのアイテムを使うと、普段より10倍早く仲間になります。
今まで何時間もかかっていた「テイム」が、わずか数分でできてしまうというまさに神アイテム。
この「癒し効果のある香料」は、ARKの世界にある洞窟を攻略することで手に入る「アーティファクト」(いわゆるお宝)を、マップ各地に存在する「オベリスク」という場所に捧げることでもらえます。
わりと難易度の低い洞窟の「アーティファクト」でもこのアイテムはもらえますので、挑戦してみてください。
ARK:Survival Evolvedの評価・レビュー【結論】
総合評価 | 人を選ぶゲーム。モンハン・マイクラ・ポケモン要素があるものの、そのどれも超えられていない感があります。ハマる人はとことんハマる中毒性もあるので、一度プレイしてみても損はしないでしょう。 |
(3)
イラスト | プレイヤーキャラが洋ゲーならではの感じ。日本人好みの絵ではありません。でも恐竜はどれもかなりちゃんと描かれているので、恐竜好きにはたまらないかも。 |
(3)
演出 | 派手なムービーは一切なし。恐竜の動きには力が入っていてリアリティがあります。ゲーム中はほとんどBGMなし。 |
(3)
ストーリー | あってないようなもの。洋ゲー+オープンワールドなので仕方ないですね。 |
(2)
世界観 | いつ恐竜に殺されるかといった、緊張感のある世界が見事に表現されています。 |
(4.5)
バトルシステム | ゲームをあまりやらない人には難しすぎる。もう少し何をどうすればいいのかの説明がほしいところ。 |
(2)
操作性 | 時折走りにくかったり、恐竜から勝手に降りて死んだり。元々モバイル向けに作られたゲームではないので、仕方ないかも?バッテリーの消費はかなり早い。 |
(2)
やりこみ度 | 極めようと思えばいつまでもプレイできます。恐竜をコンプリートするもよし、本格的な建築に力を入れるもよし。 |
(4.5)
無課金への配慮 | 恐竜を生き返らせたり装飾品を買ったりするのに課金もできますが、しなくても全く問題なく楽しめます。ただ、個人でサーバーを借りてオンラインで遊ぶ場合はサーバー会社にお金を払う必要あり。 |
(3)
ARKはたった1人で恐竜時代を生き抜くサバイバルアクションゲーム。
プレイヤーは道具を作ったり、恐竜を仲間にして食物連鎖の頂点を目指します。
死にゲーと言ってもいいくらいの理不尽さがあるものの、それがかえって緊張感と世界観への没入感を与えてくれるので、コアなゲームファンは楽しめるはず。
でも、逆にカジュアルなゲームファンにとってはストレスを感じる部分が多いので、かなり人を選ぶスマホゲームであると言えるでしょう。
メーカー | Studio Wildcard |
ジャンル | アドベンチャー |
配信日 | 2018年10月01日 |
対応端末 | iOS/Android |
価格 | 基本無料/課金あり |