プロノアはストーリーのボリューム凄すぎ!な海戦ゲーム
「ストーリー更新型ターン制海戦RPG」というジャンルなだけに、ストーリーのボリュームがすごすぎます!
でも、

・そのストーリーって面白いの?
・バトルシステムはどんな感じ?
と、ゲームの内容について知りたい方が多いはず。
そこで今回は、下記について5分くらいで読めるようにまとめました。
・どんなストーリーで、どう面白いの?
・バトルは面白いの?
・課金しなくても楽しめるの?
まず最初にざっくり言うと・・・
面白いところ
・声優が豪華すぎる
・ストーリーが独特!
残念なところ
・バトルのルールがわかりにくい
・インターフェースが悪い
という感じです。
インストールするかどうかの参考にしてください。
この記事でわかること
プロジェクト・ノアの評価・レビュー
ストーリー好きにはいいかも?でも、他は微妙
総合評価 | ストーリーは重厚だが、それ以外は微妙。全体的にわかりづらい。 |
(3)
イラスト | イラストは非常に綺麗で魅力がある。 |
(4)
演出 | イラストはほぼ静止画。Live2Dとかでイラストがヌルヌル動くゲームをやり慣れてる人にとっては微妙かも。バトルの演出なども質素。 |
(1)
ストーリー | ストーリーは3つの派閥が争うものだが、設定がわかりづらくて入り込みづらい。ボリュームはある。 |
(4)
世界観 | カタカナの固有名詞が多くてわかりづらい。独自の世界観を見せたいのはわかるものの、最初はハードルを下げ、徐々に入り込ませる工夫がされていないので、最初がけっこうしんどい。 |
(2)
バトルシステム | テンポが悪く、何を強化すれば攻略にどう有利になるのかわかりづらい。ストーリーを見るためのオマケという感じ。 |
(1.5)
操作性 | 特に難しい操作はいらないものの、ユーザーインターフェースが悪い。 |
(2)
やりこみ度 | おそらく、今後はレアな艦艇(バトルアーク)を作るためにやり込んだりするのだと思うが、バトル自体にはやりこみ要素は感じられず、純粋に「レベルを上げて物理で殴る」系のゲームな印象を受けた。 |
(3)
無課金への配慮 | 最初にもらえる10連ガチャを引いたら、その後はしばらくガチャは引けない。キャラも多いわけではないのと、ストーリーがメインなので、逆にそれでちょうどいいのかもしれない。 |
(2)

ストーリーとイラストに注目なゲーム、って感じ
プロジェクト・ノアはどんなゲーム?
Project NOAH – プロジェクト・ノア –を一言でいうと、
「個性豊かなキャラが織りなすストーリーがウリの海戦ものRPG」
ゲームの舞台は、地殻変動による海面上昇によって人類滅亡の危機に直面している惑星ノア。
人類滅亡を免れるため、AIであるエムザラは「全人類移民計画」を立案し。
計画を実行するため、かつて人類の祖先が1000年前の地球から惑星ノアに移民してきたときに使用した移民船「方舟:セカンドクレイドル」の改修・建造を開始。
世界観・設定
しかし、全人類の意思決定機関「全人類統一議会本部-アイリス-」では、3つの派閥に分かれてしまい、人類の救済方法について意見がまとまらないでいた。
プレイヤーは、主人公の全人類移民派「御船 真瀬」となり、移民する権利である「方舟継承権」を巡った争い「継承戦」を勝ち抜いていくことになります。

人類が滅亡するって時に、3つの勢力がゴチャゴチャする感じですね
キャラクターは個性豊かで魅力的
現在、Project NOAH – プロジェクト・ノア –で登場する人物は36名。
ガチャで出て来るのは、そのうち20名ほどになります。
イラストは全てテイストが統一されており、レアリティが低いからといってイラストのクオリティも低い、ということはありません。
また、各キャラクターにはそれぞれ設定がありますが、キャラ別のストーリーなどは今のところ体験することができませんが、今後キャラクターストーリーが解放されていくと思います。
ただ、バトル毎に流れるストーリーでは各キャラクター同士の関係性なども語られるので、ストーリーを読むほどキャラクターの魅力に引き込まれるでしょう。
フルボイスで展開する重厚なストーリー
Project NOAH – プロジェクト・ノア –最大のウリがストーリー。
ゲームを始めると、世界観設定や、主人公の立ち位置などがプロローグとして始まります。
最初のプロローグだけで1時間ほどあり、バトル毎にストーリーも挟まるので、まさしくストーリー重視のRPGといえるでしょう。
ストーリーあらすじ
- 地球は1000年前、海面上昇で住めなくなる
- 「ノア」という人が移民計画を立てる
- 惑星ノアに移民成功
- 惑星ノアも1000年経ち海面上昇の危機に直面
- かつてノアが使った移民船を探し改修
- 移民船の数には限りがあり、3つの派閥でモメる
- 方舟継承戦の開始
しかもフルボイスなので、声優が好きな人はプロローグを観終わるだけで2時間くらいかかるかもしれません。
ストーリーはオート機能があり、音読のように自動的にストーリーを進めてくれます。
ストーリー重視の人は、読むというよりも、移動中にオート機能をONにして、音楽のようにイヤホンでストーリーを聞くのが良いでしょう。
バトルシステムはちょっと不親切
「海戦RPG」というキャッチコピーだったので、艦艇で戦うものだと思っていたら、ボートで戦うRPGでした。
バトルシステム・ルール
バトルは5体(キャラ+艦艇)とフレンドから借りられる1体の、計6体で進めていきます。
攻略ポイント
- キャラやスキルによって前衛向き・後衛向きがある
- ステージによって中型艦・小型艦を使い分ける
- 強化はキャラだけじゃなく艦艇(バトルシップ)も
6体は、それぞれ3体ずつ「前衛」と「後衛」に分かれます。
・前衛・・・与えるダメージが大きく、受けるダメージも大きい
・後衛・・・与えるダメージが少なく、受けるダメージも少ない、スキルに使用するチャージが溜まりやすい
前衛や後衛、それぞれキャラやスキル、そして艦艇によって向き不向きがあるので、バトル前によく考えて編成する必要があります。
また、下記のようにバトルには「距離」があり、ターン毎に少しずつお互い近づいていきます。
艦艇には中型と小型があり、それぞれ特徴があります。
・小型艦艇・・・射程が短いため、お互いに距離が遠い状態の最初のターンでは攻撃できないことが多い
・中型艦艇・・・射程が長いが、中型艦艇は命中率が悪い
中型・小型どちらを編成するかはステージによって変えると攻略しやすい。
バトルの流れ
step
1バトル前にストーリーが流れる
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2バトル前の編成
一度バトルが始まってしまうと、キャラや艦艇は変更できません。
唯一、前衛と後衛の交代はできるので、
・このキャラクターは最初のうちは安全な後衛に置いておこう
・スキルをチャージするまで後衛で、その後は前衛にしよう
など、予めバトルの流れを読んだ上で編成しておく必要があります。
step
3バトル開始:最初は中型艦で攻撃
小型艦は射程が短いため、最初のターンでは攻撃できません。
中型艦艇とうまく組み合わせて編成しておく必要がある。
step
4ターンの合間に戦略を練る
1ターンが終わるとこの画面になります。
ここでできることはSWITCH(前衛と後衛の入れ替え)とスキルの発動のみ。
後衛のキャラはターンが終わったときにスキルのチャージが溜まりやすい。
また、敵との距離が近くなったこともあり、2ターン目以降は小型艦でも攻撃が行えます。
step
5スキル発動
スキルを発動すると、カットインの演出が入ります。
攻撃スキルの場合はバトル中の砲撃の色が変わったり、ダメージを与える演出が変わることも。
step
6ボスを倒す
ステージによっては最後にボスがいることも。
基本的にプロジェクト・ノアのゲームバランスは難しめなので、普通に1章からボスに負けることもあります。
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7バトル終了
バトルに勝利すると、艦艇の建造に必要なパーツや強化素材がもらえます。
キャラクターの経験値もバトル終了後にもらえます。
キャラクターは「強化」でもレベルを上げることができますが、強化素材が限られているため、バトルを繰り返してレベルを上げる必要が出てくるのですが・・・。
オートバトル機能がないため、かなりマゾいです。
ゲームバランスは難しめ
正直、ゲームバランスは難しめに作られています。
実際、最初の1章をクリアするのさえ難しかったです。
ゲームの作り手側としては、強化をちゃんとすればクリアできる、と考えた上でのゲームバランスだと思うのですが、そのためには強化についてのチュートリアルが充実していたり、ユーザーが強化しやすいユーザーインターフェースにすべきでは?と思いました。
上記は強化素材を選ぶ画面ですが、始めたばかりの人にとっては何のアイテムかわからないはず。
もしかしたら、すごいレアなものだと知らずに、適当に強化素材として使ってしまう可能性すらありますね。
実際、素材を選択しても、どれくらい経験値がもらえるか、ゲージなどが出ないので、わかることはできません。
この辺の「遊びやすさ」はまだまだ改善の余地があると思います。
ガチャの確率はシビア
プロジェクト・ノアのガチャ確率はシビアです。
最高レアリティが1%ほどで、キャラクターよりも艦艇(バトルアーク)が出やすいです。
艦艇は建造することもできますが、その素材をガチャで手に入れた艦艇を分解して手に入れられるようにしてあるのでしょう。
- ガチャ
- バトルアークが出る
- 分解して素材にする
- 艦艇を作る
という流れになります。
リセマラはしなくてもいい
注意点として、最初のチュートリアルで10連ガチャがあるが、何度リセマラしても最高レアリティのキャラクターは同じキャラ(回復スキル持ちのキャラ)しか出ないので注意が必要です。
「引き直す」というボタンがあるので、「リセマラしやすいようにしてくれて、親切だな~」と思ってはいけません。
筆者は50回くらいやってみましたが・・・。
なお、チュートリアルでは艦艇を建造する操作をするのですが、完成には30分待たなくてはいけません。
時短アイテムを使ってくれるのかと思ったらそうではないので、注意が必要です。
30分経って艦艇の建造が終わると11連ガチャ分のチケットがもらえるので、リセマラをするならそのガチャでしましょう。
リセマラは時間がかかりすぎる
ただし、筆者個人としては、リセマラは不要だと思います。
11連ガチャ分のチケットを手に入れるための艦艇の建造を30分も待たないといけませんし、チュートリアルも最短で15分くらいかかります。
また、特にこれといって強さが際立っているキャラクターもいないのと、確率がシビアなので、気にならなければリセマラなしでスタートして問題ありません。
プロジェクト・ノアの評価・レビューまとめ
プロジェクト・ノアはゲームバランスやユーザビリティなど、まだまだ荒削りな部分があるのも事実。
とはいえ、ストーリーは重厚で読み応えのあるものになっているため、
「スマホゲームはストーリー重視」
の人には躊躇なくおすすめできます。
「遊びやすさ」についても、リリースしたばかりなので、今後はもっと改善されていくと期待しましょう。

プロジェクト・ノア
メーカー | FLEET, INC |
ジャンル | ストーリー更新型ターン制海戦RPG |
配信日 | 2019年9月9日 |
対応端末 | iOS/Android |
価格 | 基本無料/アイテム課金 |