リアルタイムストラテジーというジャンルが初めての人でも楽しめる
アンクラウンはちびキャラが画面狭しと領土の取りあいをするリアルタイムストラテジー(RTS)。
RTSが初めての人からすると、

・難しいんじゃないの?
・どんなところが面白いの?
と、疑問もあるのではないでしょうか。
そこで今回は、アンクラウンで上位300位以内に入った僕が、
・アンクラウンのどこが面白いのか
・どんなゲームルールなのか
・課金しなくても楽しめるのか
など、詳しく書きつつも、5分で読めるようにまとめました。
まず最初にざっくり言うと・・・
面白いところ
・ルールが直感的でわかりやすい
・課金しなくても強い人に勝てる
残念なところ
・ストーリーモードなし!ソロプレイができない
・世界観やグラフィックがシンプルすぎる
・キャラクターに愛着がわきにくい
という感じ。
インストールするかどうかの参考にしてください。
アンクラウンの評価
ガチャがないのでマイペースに楽しめる
総合評価 | スキマ時間に4分だけ軽くリアルタイムストラテジーを楽しむことに特化した作りになってます。そのため、昨今のスマホゲームのようなボリューム感のあるゲームに慣れてる人には物足りないかもしれません。 |
(4)
イラスト | イラストは好き嫌いが分かれる。キャラクターは2等身半。イラストは緻密に描かれてるのではなく、デフォルメされている。 |
(2)
演出 | ゲーム内の魔法の演出やバトルシーンの演出はそこまで見応えのあるものではなく、シンプルに作られています。 |
(1)
ストーリー | 最初に領土を守っていかなければいけない、という主人公の立場が話されますが、それ以外にストーリーは一切ありません。 |
(1)
世界観 | 中世の洋風ファンタジーで、北欧の世界観で作られています。 |
(1)
バトルシステム | シンプルなリアルタイムストラテジー。資源(兵隊)は自動で生産され、どこに派遣するか、英雄をいつ登場させるかによって勝敗が決する。 |
(3)
操作性 | 特に難しい操作はいらず、ルールも簡単で覚えやすい。 |
(4)
やりこみ度 | ガチャがない分、キャラクターの個性に幅がないです。リアルタイムストラテジーというジャンル的にも、あまりキャラクターを多く作るとゲームバランスが壊れやすいのでしょう。よって、逆転要素があまりなく、戦略は毎回同じような感じになりがち。 |
(2)
無課金への配慮 | ガチャがないので、課金すると劇的に強くなるシステムにはなっていません。ですので、無課金でも課金者に勝つことができます。 |
(5)
アンクラウンのレビュー

扉絵の3人のキャラクターはゲーム内には出てこない
リアルタイムストラテジーなので、かなりのデータ量をダウンロードする必要があると思っていましたが、すぐに終わります。
容量は軽いので、本当に気軽なRTSという印象を受けました。
世界観
世界観はオーソドックスな中世ヨーロッパ風。
ストーリーがないようなものなのではっきりとはわかりませんが、キャラクターが「ヴァルハラ」について話す部分があるため、北欧の世界観が基礎になっていると思われます。
設定
始めてすぐ、3分ほどのチュートリアルの中で、主人公のキャラ設定がわかるようになっています。
領地を任され、その領地を侵略者から守るために戦うという設定。
チュートリアル以降、主人公や他のキャラクターの設定などに触れられることは一切なく、主人公が話すこともありません。
非常にシンプルなキャラクター・世界観設定になっています。
ストーリー
アンクラウンにはストーリーやソロプレイモードはありません。
良く言えばシンプルです。
しかし、悪く言えば、キャラクターに物語がないため、手に入れる「英雄」にもあまり愛着がわかず、頑張って手に入れようという気が起きづらいです。
キャラクター
アンクラウンには「英雄」というキャラクターがいます。
・拠点に配置すると弓で相手の英雄を倒す
・相手の拠点に大ダメージを与える
・魔法を使って範囲ダメージを与える
など、英雄はそれぞれ異なる能力を持っており、バトル中に上手く使うことが重要になってきます。
バトルに勝利すると、領地にある「酒場」に英雄が訪れることがあり、その時にスカウトして成功すれば仲間になります。
アンクラウンにはガチャがないので、キャラクターの獲得方法が少しわかりづらいかもしれません。
以下の流れでキャラクターが獲得可能です。
①バトルで勝つ
②勝つと、時々酒場に英雄が訪れる
③勧誘に成功すると仲間になる
バトルに勝つと100%英雄が酒場に訪れるようにするアイテムがあったり、勧誘が100%成功するアイテムもあります。
ただ、課金アイテムでは売っていないので、ゲームを進めて手に入れるしかありません。
装備
アンクラウンの英雄は3つの装備を着けることが可能です。
それぞれ英雄のレベル毎に最大コストが決まっており、そのコスト内で装備を着けることができます。
装備によって攻撃力や体力、攻撃速度などのステータスが上がります。
また、3つ全ての装備枠を埋めると英雄を場に召喚する兵隊コストが1下がるなど、装備によるメリットはステータスの上昇以外にもあります。
ただ、最初は3つ装備するコストが足りません。
今のところ、この「装備」の強化がエンドコンテンツになっています。
バトル
アンクラウンのバトルシステムは、リアルタイムストラテジー(RTS)と言われるジャンル。
戦う相手は実際に中身のいるプレイヤーなので、かなり手に汗握るバトルを楽しむことができるのが最大のウリ。
リアルタイムストラテジーというと、なんだか難しいイメージがある人もいると思いますが、アンクラウンでは下記の2つの操作をすればいいだけなので簡単に楽しめます。
①拠点で生産された兵隊をどこに向かわせるか
②英雄をいつ・どこで・どこの拠点に対して使うか
青い拠点が自軍の拠点。
拠点は砦と村の2種類があり、それぞれ兵隊の生産速度が異なったり、村には英雄を配置できないなど、違いがあります。
拠点の右下に人型のマークがあり、その数値が兵隊の数です。
画面の下に黄色い線が伸びていますが、これは右下の自軍の拠点から、斜め左上の相手の拠点に兵隊を動かしている画面。
敵の拠点よりも兵隊の数が上回っていると、相手の拠点の耐久度を減らすことができ、耐久度が0になると自軍の拠点になります。
兵隊の強さは相手も自軍も同じであり、1体倒すのに1体必要になってきます。
兵隊の強さに差がないため、英雄の動かし方や配置によって勝敗が決すると言っても過言ではありません。
特定の拠点に兵隊をスワイプして溜めておいて、英雄を配置して英雄と共に一気に相手の拠点に攻勢を仕掛ける、といった戦い方や、英雄をおとりに使うなど、リアルタイムでプレイヤーと戦っていることによる心理的な駆け引きは非常に面白いですよ。
アンクラウンの評価・レビューまとめ
まとめ
- 4分間で気軽に遊べるRTS
- まだ粗削りで未実装の部分も多い
- ガチャがなく、マイペースで遊べる
- キャラクターに魅力がない
- バトル以外に続けるモチベーションがない
- ストーリーを重視する人にはあまり向かない

アンクラウン
メーカー | ネストピ |
ジャンル | リアルタイムストラテジー |
配信日 | 2019年8月9日 |
対応端末 | iOS/Android |
価格 | 基本無料/アイテム課金 |