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第17回 2008.09.29 第16回へ l 第18回へ
MMORPG通信

秩序の盾と破壊の鉄槌、異なる理想を掲げた2つの勢力が今激突する!「WARHAMMER ONLINE:AGE OF RECKONING」

 正式サービスがついにスタートした「WARHAMMER ONLINE:AGE OF RECKONING」。混迷を極める“Old World”で、すべてのプレイヤーは勝利のために戦うことを運命付けられる。MMORPG通信第17回では、2軍激突の勢力闘争(RvR)を主眼にしながらも、手軽に本気で戦える、本作だけの数々の魅力を紹介しよう。


WARHAMMER ONLINEの世界とは?

 「WARHAMMER ONLINE:AGE OF RECKONING」(以下、WAR)は、
イギリスのGames Workshop社が発売しているミニチュアフィギュアバトルゲーム「WARHAMMER」と、その世界観をベースにしたダークファンタジーRPG「WARHAMMER RPG」の流れをくむ作品だ。謎の疫病“Chaos Plague”の蔓延をきっかけに始まった世界規模の戦乱を主題に、人間最大の国家“Empire”を中心とした“Dwarf”および“High Elf”の同盟軍である “Order”と、北方勢力の“Chaos”“Dark Elf”“Greenskin”による “Destruction”という、2つの軍隊(Army)の闘争が、Realm vs Realm(以下、RvR)として描かれる。プレイヤーはいずれかの軍隊を選び、職業を選択することによって、果て無き戦いに身を投じる戦士に変ぼうするのだ。

所属軍ごとに選択できる職業

勢力
種族
盾・防御役(Tank)
アタッカー役(Melee DPS)
補助・回復役(Support/Healer)
遠距離攻撃役(Ranged DPS)
Order
Empire
Witch Hunter
Warrior Priest
Bright Wizard
Dwarf
Ironbreaker
Rune Priest
Engineer
High Elf
Swordmaster
White Lion
Archmage
Destruction
Chaos
Chosen
Marauder
Zealot
Magus
Greenskin
Black Orc
Shaman
Squic Herder
Dark Elf
Wltch Elf
Disciple of Khaine
Sorceress
※Witch Elfは女性のみ、ChosenとMarauderは男性のみ。なおGreenskin(OrcとGoblin)には性別の概念がない

ストレスなく成長できる! 思い切りのいいシステム設計

 プレイを開始した直後の序盤は、クエストに次ぐクエストの嵐。使命をこなすうちに自然と行動範囲も広がり、キャラクターはどんどん成長する。軍隊における階級の昇進をイメージしてか、WARではレベルを“Rank”と表現する。Rankが上がるたびに増加していくスキルは、Career TrainerというNPCに対価を払って教えてもらうことになる。倒した敵から得られる戦利品やクエスト報酬には、ステータスを上げる効果を持つ装備品も多いため、ランクが上がれば自然と装備も整っていく。

 驚かされるのは、死亡時のペナルティーの軽さだ。多くのMMORPGでは、キャラクターが死亡するとペナルティーとして経験値が失われる場合が多かった。最近のタイトルでは経験値の代わりに装備品の耐久度が減るシステムが主流となり始めているが、WARはさらにその上(?)をいく。経験値も減らなければ、装備が傷むこともない。帰還地点に戻され、一定時間ステータスが下がる“battle fatigue”の効果を受けるだけだ。ただし、連続で死亡してしまうと、この効果は累積していく。

 こう書くと十分きついペナルティのように思われるかもしれないが、そんなことはない。Healerに治療してもらえば、この効果は即座に取り除かれてしまうのだ。戦いと成長に集中できるように、キャラクターのこうむる損失を極限までそぎ落とした“思い切りの良さ”が好感触だ。

 パーティーの組み方にも独自の“思い切りの良さ”が現れている。LFG(looking for group)のメッセージやフラグを出して、お呼びがかかるのを待つことが多かった従来のスタイルを覆す、“open party”という仕組みを導入したのだ。open partyはその名の通り、誰でも自由に参加できるという、開かれたパーティースタイル。リストからパーティを選んで“join”(参加する)のボタンを押せば、たちまちメンバーの一員だ。1人ではつらいと感じたら、すぐに仲間を頼ってしまえるのがうれしいポイント。人手が欲しいからこそのopen partyなのだから、遠慮は不要だ。

Public QuestとTome of Knowledgeの2つの要素で世界観を隅々まで味わう

 次に、WARの奥深い世界観を楽しむための2つのシステムについて紹介しよう。まずは積極参加型のコンテンツ“Public Quest”(PQ)。PQとは、章仕立てで語られる長編ストーリークエストのこと。参加者は誰でも壮大な物語の登場人物となることができる。だがPQは決して“強力なパーティーと長い拘束時間が必須の面倒なクエスト”ではない。

 PQエリアでは、常にいずれかのPQが進行している。どのPQにも制限時間が設定されており、参加者がいようといまいとクエストは進行し、自動的にリセットされる。つまり、とめどなく“再放送”され続けている状態だ。参加タイミングは完全に自由。途中参加に対するペナルティーもないし、パーティーを組む必要すらない。PQへの参加条件は、進行中にその場所にいることだけだ。さらにPQに参加している間は、経験値のほかに“Influence Point” (INF)が獲得できる。INFは、戦いに役立つポーションや装備などのアイテムと交換することが可能だ。

 経験値が入って、ストーリーも楽しめる。さらにアイテムのご褒美があるという、良いことばかりのPQだが、その恩恵はこれだけでは終わらない。ひとつのPQを完全に終わらせたキャラクターには、宝箱からの報酬という最大のご褒美が待っているのだ。宝箱報酬が得られるのは、たいてい3〜4人までとなっているが、これは“ダイスロール+貢献度”によって判定される。公平な報酬分配が実現される、優れたシステムと言えるだろう。

 メインメニューからアクセスできる“Tome of Knowledge”(Tome)は、PQを“動”に例えるなら“静”の立場で世界観を楽しめるフィーチャーだ。新たな敵に出会う、探索する、クエストを受けるなど、何かしら行動を起こすたびにTomeのページがアンロックされ、知識がひもとかれていく。いわば“WAR事典”のようなものだ。クエストの進行状況の確認や、集めたタイトルのチェックなど、普段のプレイにも大いに役立つ。熟読すれば、よりいっそうWARの世界観に関する知識が深まるだろう。

これぞWARの醍醐味! 両軍が死力を尽くして争うRvR

 いよいよ最後は、WARの華とも言うべきRvRについて語ろう。Order対Destructionの戦いに参加する方法は、大きく分けて2つある。ひとつは “Scenario”(シナリオ)に参加する方法、もうひとつは、RvR地域に行くことだ(これ以外に、敵軍首都を狙う超大規模RvR“Campaign”なども存在する)。

 Scenarioは、砦の防衛やボールの奪い合いなど、定められたルール下で勝敗を競う制限時間制のRvRだ。どんな場所にいても、マップウィンドウ横のWARマークをクリックすれば参加の意思表示を行うことができる。Scenarioをプレイするための両軍の人数が十分にそろった時点で、参加希望者全員が専用の戦場へとシステム的に召喚される。“1試合”は15分程度、人数は各軍12人程度となっていることが多い。戦闘終了後は、元の位置に送り返してもらえるので、何かの途中でScenarioが始まったとしても、安心して続きに戻ることが可能だ。また、各試合には適正レベルのキャラクターだけが参加できるようになっており、バランスについても十分配慮されている。

 一方、マップ上で赤い枠で囲まれたRvR地域での戦いでは、砦の奪い合いと軍事拠点の防衛、そして地域内での移動型戦闘を楽しめる。こちらはルールや制限時間がないので、自由なスタイルでRvRを行うことが可能だ。RvR地域の入り口にある各軍の野営地には、野営地同士を結ぶ飛行便が用意されており、移動もスムーズだ。

 RvRでの最終目的は、戦闘に勝利して“Renown”(名声ポイント)を獲得すること。敵軍のプレイヤーを倒す、味方を回復する、領地を防衛するなど、自軍に利益を与える行動によって蓄積されたRenownは独自のRankを持ち、Rankに応じて独自の装備やスキルを手に入れることが可能となる。キャラクターRankとRenown Rank、2つのRankを育ててこそ、真に強力なキャラクターになれるというわけだ。

 キャラクターが成長する楽しみ、新しい敵、新しい場所、新しい知識に触れる驚き、そして仲間と力を合わせて勝利を勝ち取る喜び。日夜繰り広げられるRvRには、オンラインRPGならではの面白みが詰め込まれている。従来のMMORPGでは、それらすべてを体験するにはさらに膨大な時間を費やす必要があったが、WARは練り込まれたシステムで、手軽にすべてを楽しめる環境を実現しているのだ。

WARの最大の特長とは

 WARの、濃く、ハードなグラフィックイメージからは、やり込み必須のシステム、難易度の高い戦闘を想像しがちだが、実際にプレイしてみると、公平さや手軽さを重視したテンポの良さが心地良い。手軽と言っても、決して単調に戦い続けるだけのゲームではないことは、この特集を読んでお分かりいただけたことだろう。本文で触れることはできなかったが、ユニークな生産スキルや、Talismanによる装備強化システムなども、プレイの楽しさを大きくアップさせてくれる。楽しみ方が多様で、しかも面倒くささやストレスを感じさせることが非常に少ないのがWARの最大の特長だ。

 「戦利品の分配が不公平だ」「死亡続きでキャラクターが育つ暇もない」「実力差のありすぎる敵に一方的にやられ続けた」――こんな“がっかり体験” は、WARではまずあり得ない。懐の広い新世界がすべてのプレイヤーを待ち受けている。さあ、男も女も闘志あふれるアツクルシイ姿となって、思う存分戦おう!


WARHAMMER ONLINE 公式サイト
 http://www.warhammer-online.jp/
エレクトロニック・アーツ
 http://www.eajapan.co.jp/

"Warhammer" ©/™ and/or ® GW Ltd; Website © 2008 Electronic Arts Inc. All Rights Reserved.
All trademarks are the property of their respective owners.

2つの陣営、6種類の種族が勢ぞろいした様子。1サーバー当たり10人のキャラクターが作成可能だが、1つのサーバーにはどちらか一方の勢力のキャラクターしか作成できない

近くにいるopen partyリスト。メンバーのCareerとレベル、パーティーの目的、合流までの所要時間までが一目瞭然の親切設計だ。前代未聞、押しかけ参加大歓迎の、気軽で実用的な新しいパーティーシステムと言えるだろう

戦いに倒れても、治療費用さえあれば何食わぬ顔で戦線復帰できる。「さっさと続きをやろうぜ!」と言わんばかりのいさぎ良いシステムだ。おかげで、ありとあらゆる場所で勇ましく特攻する戦士たちが後を絶たない

PQの多くは3つのステージに分割されており、最終ステージの“Stage III”では “HERO”タイプと呼ばれる強力なボスが登場する場合が多い。1人でも参加者が多い方がクエストが達成しやすくなるため、飛び入りは大歓迎だ

貢献度補正を適用した状態で、宝箱報酬の勝者をダイスで決定する。Rankが低くても出目の強さで勝てる場合もあるし、途中参加でも貢献度によって上位に食い込む可能性もある。誰にもチャンスが与えられるシステムだ

ありとあらゆるWARの情報が網羅されたTome of Knowledge。長文の英語は読むのに骨が折れるが、PQのストーリーをおさらいしたり、偶然訪れた場所の歴史的エピソードを知ることができたりと、ちょっとした資料集気分で楽しめる

Scenarioに参加希望を出したら、お呼びがかかるまで好きなことをして待っていればいい。バトルスタートのシステムメッセージが届いたら、1分以内に安全地帯に移動し、改めて参加/不参加を決定しよう

Rank1からすぐにRvRに参加できるのがWARの特徴。画像は、Dwarf側が門を守り、仇敵Greenskinの軍が堅固な守りの突破を狙うという、Rank1〜11を対象としたScenario“Gates of Erkund”の情景だ

RvRエリアには、推奨レベルが設定されている場所もある。足を踏み入れた高ランクのキャラクターは、強制的にChickenの姿にされ、弱体化されてしまう。無力なChickenは、もはや敵の格好のエサだ

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9月9日(PS3)
SPLIT SECOND
9月9日(PS3/360)
UFC Undisputed 2010
9月15日(360)
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クウォンタム セオリー
9月30日(PS3/360)
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