シード枠を引き当て3度目の正直となるか、韓国。一方、常勝国を自負するタイも負けられない。優勝はわれらの指定席とばかりに勢いづく選手たち。その様子がスクリーンにも映し出された。タイの選手団が着る黒いシャツには、ゲームデバイスのトップブランドのひとつ“SteelSeries”のロゴが。スポンサーだろうか。それならば、なおのこと負けられない戦いだろう。
第1ラウンド。タイのキャラクターは第1試合1ラウンドと同じ基本構成だ。そのタイの動きが速い。試合開始後の数秒で、怒濤の攻撃を仕掛け、韓国のチェイサーが倒れる。続いてクラウン、ハイウィザード、パラディン、チャンピオン、パラディン、チャンピオンの順で散っていく。実況中継アナウンサーがキャラクターを順に読み上げていく。それと同じ速さで各キャラクターが倒れていった。解説者に語る時間さえ与えない、恐るべき速攻だ。その秘密は必殺技“阿修羅覇鳳拳”の連続アタックだ。
阿修羅覇鳳拳はもともと、繰り出すための手間が掛かる。初動も遅く、SPを集めて“爆裂波動”を行い、さらにSPを集めて阿修羅覇鳳拳を打つ。阿修羅覇鳳拳を撃つとSPが空になってしまうため、再びSPをチャージしなくてはいけない。また阿修羅覇鳳拳は、ためたSPが多いほど威力が大きくなるため、SPを早く、大量に回復する必要がある。タイが強力な阿修羅覇鳳拳を連打できた理由は、SP回復アイテムを大量に持っている。つまり、短期決戦型になっているということ。また、タイのチャンピオンの判断力も的確だ。相手の同じキャラに集中させるかと思わせて、防御の薄そうな相手に目標切り替えていた。パラディンが攻撃に耐えている隙に、プロフェッサーに不意打ちを食らわせるという場面も見られた。
第2ラウンド。タイ、韓国共にメンバー構成は同じ。にじり寄り、防御策を講じつつ、互いにパラディンのプレッシャーによるけん制を行う。そして15秒後に、タイから最初の阿修羅覇鳳拳が放たれた。その5秒後にも阿修羅覇鳳拳。やはり早い。これで韓国のプロフェッサーが倒れ、“ランドプロテクター”が使えなくなった。次々と凍結してしまう韓国陣。ハイプリーストも倒れた。さらに怒濤の阿修羅覇鳳拳ラッシュ。韓国のパラディンが耐えるも、今度はクラウンにこの攻撃が襲い掛かる。チャンピオン、パラディン、そして辛くも残ったチェイサーも為す術なく倒れた。
タイが圧倒的なスピードと強さを見せた。その勢いは止められるか。次の対戦相手は日本だ。タイと日本の準決勝。日本チームに大きな試練が与えられた。
| 【タイvs.韓国】タイは阿修羅覇鳳拳を連打して韓国に圧勝 |
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